ミテンの本棚 > みやざき風土記 | ||||||
|
||||||
>>
バックナンバー一覧
|
||||||
|
||||||
![]() 2人舞 白衣、袴、たすき、すみとり紙。弓矢、鈴、花。 鉢巻は前結び、両端を耳上で折り垂らす。高千穂神楽のみずら鉢巻と同じ。 10番 八幡様 2人舞 八幡は着面、白衣、袴、毛笠、鉢巻、たすき。太刀、扇子、矢(背に負う)、面棒。面連れは大力様に同じ。 桂弓矢神社の八幡様の舞。桂神楽三番として東征、杉のぼりとともに通常の祭りのとき舞う。 11番 夜中の東征 2人舞 装束は東征と同じ。大祓いの後舞う。森の唱教はない。 ![]() 3人舞 荒神一方、荒神二方は着面、毛笠、白衣、袴。鉢巻、はちまき、すいとり紙、扇子、面杖 全員は白衣、袴、鉢巻。榊の大束(3メートル程、縄で縛る)。かまど荒神の舞台所から柴束を全員が抱きあげて御神屋になだれ込む。荒神一方、荒神二方が柴に跨り神主と問答する。 13番 荒神の言い句 3人舞 二番の荒神の言い句と同じ。 14番 かんずい 4人舞。宝冠、鉢巻、襷、白衣、袴、すいとり紙。太刀、鈴、扇子 桂神楽を代表する舞の一つ。真剣白刃による立ち舞で、身に災いが無いように神前で身を淨めて舞に入る。5人舞から4人、3人、2人と減り最後は1人舞となる。いわゆる岩潜りの舞 15番 御笠神楽 12人舞 烏帽子、白衣、狩衣、襷。幣、鈴。女装した舞手8人、笠、たすき、着物、扇子。 4人ずつ二列になって向い合って舞う。次に牛使いが列に入り込み代搔きの仕種、退場すると女装の舞手が田植えの所作をする。 ![]() 2人舞 鉢巻、毛笠、白衣、狩衣、袴。鈴、扇子、幣 初めは東征と同じ。太鼓方による稲荷大明神の唱教の口説きに入る。五穀豊穣を願って旧暦初午の神楽三番と合わせて舞う。 17番 ごってんのう 4人舞 鉢巻、たすき、白衣、袴。長めの幣、鈴、すいとり紙 始めは東征と同じ。次に御大神と同じ舞となり、幣で四方割り。山の舞 18番 おきえ 2人舞 鉢巻、たすき、白衣、袴。短めの色つき幣、鈴、すみとり紙 水神幣を持って舞う。海の舞。はじめはごってんのうと同じ。 『諸塚村桂神楽解説書』桂神楽保存会 |
||||||
2024-06-10 更新 | ||||||
著者プロフィール | ||||||
前田 博仁(まえだ ひろひと) 昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、 平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。 現在、宮崎民俗学会会長 (県)みやざきの神楽魅力発信委員会顧問、(県)伝統工芸品専門委員、 高鍋神楽記録作成調査委員会参与、日南市文化財審議会委員 ![]() 『近世日向の仏師たち』(鉱脈社) 『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社) 『近世日向の修験道』(鉱脈社)、 『比木神楽』(鉱脈社)、 『神楽のこころを舞いつぐ』(鉱脈社)、 他に『鵜戸まいりの道』 『飫肥街道』(鉱脈社) 共著 『宮崎県史 民俗編』 『日之影町史(民俗)』 『北浦町史(民俗)』 『日向市史(民俗)』 『清武町史(民俗)』 『みやざきの神楽ガイド』 |
||||||
|
||||||
(1) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 » | ||||||
PopnupBlog 3.0 Denali-1225 created by Bluemoon inc. ![]() ![]() |