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みやざき風土記
県総合博物館・県文化課・県立図書館で民俗や文化財、郷土史料等専門的業務に長年従事した専門家が、風土や風俗、伝統芸能、地域史など宮崎の文化を分かりやすく紹介します。
 
No.242 諸塚村戸下神楽4
前 田 博 仁 ( 宮崎民俗学会会長 )
三四番 御笠子供
 一二人の幼児や子供が苗取りから田植えまでを、「幣差し」の二人が前後について歌を唄いながら舞う。
三五番 笠取り面
 田植えが無事終わった「さのぼり」の舞。普通の面と同じように舞うが扇子の代りに花笠を持つ。※さのぼり、田植えが済んだ祝いの宴またはその休み。
三六番 午頭天 上 (素盞嗚神、木花開耶媛、五十猛神、瓊々杵神)
三七番 午頭天 下 (素盞嗚神、木花開耶媛、五十猛神、瓊々杵神)
 四人舞。毛笠、白張、白袴。鈴、柴
 天照大神と争った素盞嗚は、手力男に諭され岩戸の庭で大神のお出ましを願うことになった。諸神の舞に大神が岩戸を少し開けたところ、皆喜びを五体に表し途中から国生み、人生みのために「歳の神」が現われて子孫繁栄を願う。
三八番 御綱入れ
 藁と真茅で作った雄竜、雌竜が昇天する仕草をする。御神屋に吊るした「雲」に大蛇の頭が届いたら終わりとなり、大蛇は高天原に巻いて収める。
三九番 伊勢   (児屋根神)
四〇番 伊勢縁儀 (児屋根神)
 一人舞。烏帽子、麻素襖、白袴。
幣二本を左手、鈴を右手に持ち、畳一枚の上で静かに、共に天照大神のお出ましを願って舞う。
四一番 岩戸 上 (春日大神)
 一人舞。着面、天冠、青素襖、白袴。
 左手に幣、右手に鈴を持ち厳かに舞う。岩戸前に植えた榊の上の枝に勾玉、中の枝に鏡、下の枝に幣を飾り神楽を舞う。天照が岩戸を少し開け高天原が「おぼろ月夜」のようになった時、喜びのあまりタタラを踏んで喜びを表現する舞。
四二番 柴取 (香児山神)
 一人舞。着面、白張、白袴。面棒、扇。連舞あり。
 はじめ開扇と面棒で舞い、後半は御神屋外から氏子が差し出す榊柴を握って引く。神楽を舞うため岩戸の庭にある榊を引き抜いて「投げる」舞。
四三番 戸取 (手力男神)
 一人舞。着面、白毛笠、白張、白袴。面棒、扇。連舞あり。
 舞い方は「柴取」に似る。御神屋外から氏子が差し出す板(岩戸)を握って引く。
 岩戸を投げることで顔は真っ赤、荒々しく舞う。一方の戸を取って投げれば「山田ヶ原に着きにけり」、もう一方を取って投げれば「日向の国檍ケ原」に着きにけり。このとき「日の神様拝まれ給うなり」と唱え喜び合う。
四四番 岩戸 下 (天照大神、春日大神)
 二人舞。春日大神、着面、天冠、青素襖、白袴。天照大神、着面、天冠、赤素襖、茶袴、日月を持つ。高天原前の岩戸より天照大神を引き出す舞。丁度この頃夜明けとなり、高天原や中津国が明るくなったことを表す。
四五番 浮輪取 (鈿女神)
 一人舞。着面、白毛笠、白張、白袴。面棒、扇。連舞あり。
 天照大神がこの世を治めることになった喜びの舞。
四六番 綱荒神
 高天原に置かれた大蛇に荒神が腰かけ神主と問答する。釈迦の父母が大蛇のため地獄の苦しみに遭っているのを、荒神の功徳で助けた謂れを神主と問答する。最後に村代表2人が仲裁し、村の繁昌と五穀豊穣を祈念する。
四七番 火の神 (天児屋根神外三神)
 四人舞。烏帽子、素襖、白袴。はじめ鈴と開扇で舞い、竃の前で鈴と幣で祓う。
 御竃荒神は家の安全を守る神、食事を司り災難を払う神。火伏を念じて舞う。
四八番 注連口 (神漏岐神外三神)
 六人舞。白毛笠、白張、白袴。鈴、扇。願ほどきの舞、神送りの舞。親注連竹から引いた3本の紐を引きながら諸願成就を祝って舞う。
四九番 稲荷 (稲荷大神)
 一人舞。着面、白毛笠、白素襖、白袴。面棒、扇。連舞あり。
 開扇、両端に切紙花をつけた棒を持って舞う。諸願成就を祝い、新しい年の豊作を願って舞う
五〇番 御綱切り
 高天原に置いてあった大蛇を引き延し刀で切る。最初の舞手は雌竜を三回踏み越えて「デンズデンズ綱のところ」と唱えながら切る。切った刀を直ちに舞衣をかぶせ、神官が「天地一切清浄の祓い」で浄めた後次々と切っていく。銀鏡や尾八重の神楽でも同様の綱切りをする。
    ※『諸塚神楽(戸下神楽)解説書』戸下神楽保存会 平成四年二月一日・二日)
    ※『御神楽のしおり』戸下神楽保存会
2024-04-09 更新
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著者プロフィール
前田 博仁(まえだ ひろひと) 
昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、
平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。
現在、宮崎民俗学会会長
(県)みやざきの神楽魅力発信委員会顧問、(県)伝統工芸品専門委員、
高鍋神楽記録作成調査委員会参与、日南市文化財審議会委員

著書
『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)
『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)
『近世日向の修験道』(鉱脈社)、
『比木神楽』(鉱脈社)、
『神楽のこころを舞いつぐ』(鉱脈社)、
他に『鵜戸まいりの道』
『飫肥街道』(鉱脈社)

共著
『宮崎県史 民俗編』
『日之影町史(民俗)』
『北浦町史(民俗)』
『日向市史(民俗)』
『清武町史(民俗)』
『みやざきの神楽ガイド』
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