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体で感じる・心が育つ
こどもに関するコラム集!専門家がコラム・情報を掲載しています。
 
No.192 私の人生観を変えた出来事
原 田 京 子 ( 児童文学作家 )
 昨年、私には人生観を変える様な出来事が2つありました。1つは、北海道に行った時でした。これまで、札幌には二度ほど行ったことがありましたが、今回は帯広。7年ほど前から北海道に住んでいる息子に会いに行ったのです。
 滞在は帯広でしたが、息子が暮らすのは大樹町。とにかく北海道はでっかい。滞在しているホテルから息子の仕事場までも車で1時間強ほどかかりました。
 滞在中は息子が車を縦横無尽に走らせ、様々な場所に案内してくれました。無限に広がる大地。行けども行けども道は続きます。これまで見てきた日本の風景とはまるで別世界でした。牛や馬などの家畜はもちろん、丹頂鶴や蝦夷鹿の姿も目にしました。
 こんな雄大な大自然の中で7年間も暮らしてきたのだと思うと、息子の人間的な成長ぶりが妙に納得できたのでした。それどころか、このような厳しい自然環境下で私はとても暮らしてはいけないだろうと思うと、その凄さと逞しさに感動し、我が息子を誇りにさえ思えたのでした。
 久しぶりに親子で過ごせた4日間でしたが、私は本当に幸せでした。思い切って北海道に行って良かったと心から思いました。宮崎に帰ってからも、しばらくは縦横無尽に走り抜けた北海道の雄大な大自然の景色が頭の中を走馬灯のように駆け巡って離れず、こんな思いをしたのは、10年前にヨーロッパ一人旅をして以来でした。
 ヨーロッパを旅した時も、今回のように、帰国してしばらくはパリやロンドンの景色が夢うつつに頭の中を駆け巡っていましたから、北海道の旅もそれと同じくらい私にインパクトがあったのでしょう。
 さて、もうひとつ、私の人生観を変えた出来事。それは年末に入院、そして、手術をしたことでした。入院して手術を受けたのは三度目ですが、今回が一番大変な手術内容だったので、これまでにない様々な経験をすることになりました。
 入院は12月20日。翌21日に無事手術を終えました。術後の夜から翌日の午前中までの苦しかったことといったら。点滴とオシッコと痛み止めと傷口から出る血を流すチューブ。この4つにつながれ、身体ががんじがらめで、しかも、便秘をしたことのない私にとって、自力でトイレに行けない。これが何より苦痛でした。
 しかし、この21日の夜から22日の午前中の地獄の様な時間を耐えると、翌日からは身体につながるチューブがひとつずつ外れていき、24日には車椅子でトイレに行き、25日にはリハビリが始まりました。さらに26日には歩行器で歩き、シャワーを浴び、27日からは杖を使って歩くことができました。
 時の流れと共に行動も進化していき、時間が止まらないことに感謝。そして、なによりもベッドに固定されて何も出来ない私を全面的にお世話して下さった看護師さん達に感謝でした。
 全く自力で何もできない状態というのを経験したことは、何にも代え難い経験でした。入院から退院まで、私の身体を最善の状態にするために、何人の人が関わってくださったかを考えると、これからの人生で、私は自分の身体を大切にしなければならないなと心から感じました。そして何より、何度も面会に来てくれた夫、治療の経過を見計らってタイムリーに北海道からメッセージをくれた息子、そんな家族の愛情とその存在の大切さを実感したのでした。無事に退院の日を迎え、20日ほどの入院生活を振り返りながら、神様は決して無駄なことはなさらないなあとあらためて感じている私です。
 しばらくは杖を使って歩く日々が続きますが、私に関わって下さった全ての人に感謝をしながら1日1日を大切に過ごしていきたいと思っています。
2024-02-01 更新
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著者プロフィール
原田 京子(はらだ きょうこ)
1956年宮崎県生まれ
大学院修士課程修了(教育心理学専攻)

【著書】
児童文学
『麦原博士の犬語辞典』(岩崎書店)
『麦原博士とボスザル・ソロモン』(岩崎書店)
『アイコはとびたつ』(共著・国土社)
『聖徳太子末裔伝』(文芸社ビジュアルアート)
エッセー
『晴れた日には』(共著・日本文学館)
小説
『プラトニック・ラブレター』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『ちゃんとここにいるよ』(ペンネーム彩木瑠璃・文芸社)
『タイム・イン・ロック』(2014 みやざきの文学「第17回みやざき文学賞」作品集)
『究極の片思い』(2015 みやざきの文学「第18回みやざき文学賞」作品集)
『ソラリアン・ブルー絵の具工房』(2016 みやざきの文学「第19回みやざき文学賞」作品集)
『おひさまがくれた色』(2017みやざきの文学「第20回みやざき文学賞」作品集)
『HINATA Lady』(2018みやざきの文学「第21回みやざき文学賞」作品集)
『四季通り路地裏古書店』(2019みやざきの文学「第22回みやざき文学賞」作品集)




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