宮崎みんなのポータルサイト miten !でグルメ・イベント等の生活情報をチェック!
働いてミテン
ユーザー名:
パスワード:
トップ | 無料会員FAQ | サイトマップ | リンク集 |
すべて 食べる
遊ぶ 買う
キレイ 暮らす
健康 医療・福祉
でかけてmiten
買ってミテン
働いてミテン
ミテンの本棚  >  みやざき風土記

みやざき風土記
県総合博物館・県文化課・県立図書館で民俗や文化財、郷土史料等専門的業務に長年従事した専門家が、風土や風俗、伝統芸能、地域史など宮崎の文化を分かりやすく紹介します。
 
No.215 美郷町神門神楽1
前 田 博 仁 ( 宮崎民俗学会会長 )
 神門神社は美郷町南郷字神門に鎮座する。祭神は大山祇命、品陀和気命、禎嘉王他、創建は養老二年(七一八)。宝物に古鏡三十三面、板絵著色観音菩薩御正体(県指定有形文化財)を有する。

 師走祭り二日目の令和元年一月十九日、美郷町神門神社舞殿で夜神楽が奉納された。御神屋に畳四〇枚を敷き、両脇に囲炉裏を配置するなど比木神楽の神庭と同じ。演目や舞い方も比木と同じ、因みに太鼓と笛の奏楽は全て比木神楽伶人が勤めた。

一番 一番舞
 二人舞 烏帽子を被り薄紫の狩衣、白袴を着ける。採物は鈴と扇子。
 正面に進み中腰となり両手を開き、太鼓に合わせて大股で五、六歩後退し、小刻みな足踏みで方向を替える。この所作を繰り返しす。優雅で気品に溢れた舞である。

二番 花の手
 二人舞 五色の面帽子(切紙笠)を被り、白素襖、白袴を着用する。採物は鈴と扇子。
 右手に鈴左手に扇子を携えて舞い、次に御神屋に榊葉・饌供を供えた三宝前に座し、榊葉を唇、人差し指と中指で挟み、立って御神屋を巡り、再び座し唇と指の榊葉をちぎって後方に放る。最後に空になった三方を持ち舞い納める。

三番 振上げ
 一人舞 面帽子を被り、白衣に白袴を着用する。黄タスキ。
 初め抜身の太刀一振を持って舞い、次に太刀二本を両手に持ち胸前で激しくまわす。最後は抜身中央刃の部分を、切っ先を持って舞う。




四番 将軍舞
 二人舞 面帽子を被る。白衣に濃紺の裾を絞った袴を着用する。背に矢を負う。
 初め左手に弓、右手に鈴を持って舞い、次に並列となり二人の弓を重ねて舞う。弓に矢をつがえて、前に後ろに、右に左に向き射る所作で舞い、矢二本を持って舞う。足踏みは軽快、時に高く跳ぶなど激しい動きの演目である。


五番 鬼神
 三人舞 面帽子、赤鬼面を被り、白衣に朱の金襴千早、同幅広袴を着用する。鬼神杖、腰に幣二本を挿す。
 右手に鬼神杖を持ち左手に扇子を携えて舞う。舞の途中から面帽子に白衣、白袴を着た二人が鈴と扇を持ち舞い込む。鬼神は二人の肩に杖をあて押す、二人が押し返す所作を行う。後半幼児を抱き健やかな成育を願う。最後は鬼神の一人舞で舞い納める。

六番 伊勢舞
 一人舞(女)。烏帽子を被り、薄青の狩衣、白袴を着用する。
 左手に幣二本右手に鈴を持ち、静かに優雅に舞う。
2021-06-07 更新
2021 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06
2020 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 08 | 10 | 11 | 12
2019 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12
2018 | 02 | 03 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2017 | 02 | 03 | 04 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2013 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
2007 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
著者プロフィール
前田 博仁(まえだ ひろひと) 
昭和40年宮崎大卒。県内小学校、県総合博物館、県文化課、県立図書館を歴任、
平成15年宮崎市立生目台西小学校校長定年退職。
現在、宮崎民俗学会会長
(県)みやざきの神楽魅力発信委員会副委員長、(県)伝統工芸品専門委員、
高鍋神楽記録作成調査委員(参与)、日南市文化財審議会委員

【著書】
『近世日向の仏師たち』(鉱脈社)
『薩摩かくれ念仏と日向』(鉱脈社)
『近世日向の修験道』(鉱脈社)、
『比木神楽』(鉱脈社)、
他に『鵜戸まいりの道』
『飫肥街道』(鉱脈社)

【共著】
『宮崎県史 民俗編』
『日之影町史』
『北浦町史』
『日向市史』
『みやざきの神楽ガイド』
(1) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 » 
PopnupBlog 3.0 Denali-1225 created by Bluemoon inc.  
e87.com(株式会社千趣会イイハナ)
富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART